
全国統一教会被害対策弁護団 (全国世界平和統一家庭連合被害対策弁護団、略称:全国統一教会対策弁護団)は、統一教会(世界平和統一家庭連合、本HPでは「統一教会」とします。)
及びその関連グループからの霊感商法、献金被害、家族被害等の被害に対し、被害の予防、救済及び根絶を 図るため、統一教会及び同法人を運営する者(法人を含む。)
ないしその関係者に対する民事訴訟提起等の法的手続、責任追及等を行うことを目的とする、弁護団です。現在350名を超える弁護士が所属する弁護団となっています。
→ 2022/11/24 弁護団結成にあたっての声明
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※ 被害者救済のための「情報提供」を歓迎します。 統一教会/関連団体/販売会社など関連会社等の内部資料、幹部の発言ビデオ、録音テープなど、被害者を救済するための重要な証拠、隠し資産などの情報があれば、ぜひ当弁護団宛てに、ご連絡、お送りくだされば幸いです。
※今なお苦しみつづける被害者にご支援を。ご寄付をお待ちしております。よろしくお願いします。
■現在までの経過■
(1)集団交渉

(2)集団調停

■は集団交渉関係、■は調停、■は訴訟、■は統一教会からの回答等
2025
11/14 本日、集団調停(第11回調停期日)において、申立人132名につき、21億3364万3307円を支払う旨の調停が成立しました。
調停成立した被害者のコメント 
○70歳代、東京都在住、女性、2018年~2022年に約480万円の被害(先祖解怨、霊界祝福、祈願書等)
私は、長男の自死後、夫が受刑者となり相手方に莫大な賠償金を支払わなければいけなくなる不幸に見舞われ、途方に暮れつつも長女と二人なんとか暮らしておりました。統一教会員からの勧誘を受けたのもそんな時期でしたが、統一教会では、ここまでの程度の人は見たことがない、私の実家は古代の天皇に繋がる背景の大きい家系だが、先祖の掘った穴があまりに大きいので、生きているあなたががんばって金銭で償うしかない、そうしないと長女の命も危うい、などと繰り返し告げられて不安をかきたてられたことで、献金を続けてしまいました。
幸運にも、私は統一教会から逃れられ、弁護団のお力添えを通じてこの度の調停成立にこぎ着けることができました。その一方で、山上徹也被告の母親は、我が子があれだけの所業を犯してもマインドコントロールが解ける気配が見られないとのことですが、統一教会の恐ろしさを見せつけられる思いでおります。息子さんのためにもなんとか、誤った信仰から一日も早く解放されてほしいと切に願っています。
○60歳代、関東地方在住、女性、2000年~2018年に約2億2000万円の被害(先祖解怨、祈願書、礼拝堂等)(母の相続人)
解決したと聞いて、ほっとしましたが、私よりも亡くなった母が一番ほっとしていると思います。
母は、亡くなる前に、統一教会に訴訟を起こしてでもお金を返してほしい、と話していました。
土地を売ったときの売却代金を全額献金させられたとも聞いており、母はとても悔やんでいました。 でも、親戚から、安倍総理とつながりがある統一教会と闘うのは危ないのではないかと言われ、怖いからと諦めていました。
和解金は母が遺してくれたものですので、統一教会とは正反対の困っている方のために使いたいと思います。
弁護団の皆様には本当に感謝しております。 |
10/27 ■本日、集団調停(第10回調停期日)において、80歳以上の高齢者等で緊急解決が必要な申立人39名につき、12億8900万円を支払う旨の調停が成立しました。
■本日、新たに、被害者30人が計約13億5667万9251円を求めて、新たに集団調停を申し立てしました。
10/2 ■本日、集団調停(第9回調停期日)において、80歳以上の高齢者で緊急解決が必要な申立人3名につき5397万7000円を支払う旨の初の調停が成立しました。
09/23 声 明(韓鶴子総裁の逮捕について)
07/30 団長談話「統一教会 松濤本部 仮差押決定についての団長談話」
07/24 ■東京地方裁判所に対し「2世被害訴訟提起」
■提訴にあたっての原告4人のコメント
原告 被害者8名(世界平和統一家庭連合(統一教会)の信者を親に持つ2世)
被告 世界平和統一家庭連合(統一教会)
請求金額 合計3億2308万4234円
(被害者1人、最低3300万円(慰謝料+1割の弁護士費用を加算) |

※また弁護団では、訴訟提起にあたり、本日、弁護団声明を発出しました。
 声明(世界平和統一家庭連合(統一教会)の7月11日プレスリリースに対して)
07/08 声 明(安倍元首相銃撃事件から3年を迎えるにあたって)
05/21 ■集団交渉等の申し入れ通知書(10次)■集団調停申立て(4次)=内訳は上記図
04/7 即時抗告に対する弁護団長談話
3/25 声明(統一教会に対する解散命令について)
1/24 民事調停における統一教会の対応へのコメント
| 2024/1/29に第1回、6/5に第2回、7/25に第3回、10/17に第4回、2025/1/24に第5回調停期日が開かれたが、統一教会側は余りにも対応が遅く、献金記録の開示にも応ぜず、被害者に真摯に向き合う姿勢が見られない。 |
■2024年以前のお知らせ
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全国統一教会(世界平和統一家庭連合)被害対策弁護団
(略称:全国統一教会対策弁護団)
Lawyers from Across Japan for the Victims of the Unification Church(LAJAVUC)
◎団長 村越 進 (第一東京弁護士会、元日本弁護士連合会 会長)
〇副団長 紀藤正樹 (第二東京弁護士会)
〇副団長 塚田裕二(第一東京弁護士会)
〇副団長 大迫惠美子(東京弁護士会)
・事務局長 川井康雄 (第二東京弁護士会)
・事務局次長 木村 壮 (第二東京弁護士会)
・事務局次長 阿部克臣 (第二東京弁護士会)
・事務局次長 勝俣彰仁 (大阪弁護士会)
↓
●各地の弁護団体制●
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